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NEC IX2005でミラーリング機能を使う

IX2005のポートミラーリング機能を使用して、フレッツフォンVP2000のパケットを観察します。

ミラーリング機能は、特定のHUBポートを「ミラーリングポート」もしくは「モニタポート」に指定し、モニタポートを通過するトラフィックをコピーしてミラーリングポートから出力する機能です。ミラーリング機能を使用することで、パケットキャプチャによるトラブル解析などを簡単に行えるようになります。

パケットキャプチャを行うソフトウェアは、ネットワークプロトコルアナライザのWireSharkを使用します。
非常に有用なソフトウェアですが、無償で使用することができます(GNU General Public License

WireShark 01 300x244 IX2005でミラーリング機能を使う

 

IX2005のポートミラーリング設定

IX2005の設定を変更して、ポートミラーリング機能を使えるように設定を追加します。
※前回のPPPoEの設定で、すでに下記の設定は、実施済みですが、FastEthernet1.0 のプライベートIPアドレスは、RTX1100と競合しないように、適当なアドレスに変更する必要があります。(パケットキャプチャ時)

今回は、SW-HUBのポート3をモニタしたい機器を接続するモニタポート、ポート4をパケットキャプチャ用のPCを接続するミラーポートに設定します。

Router# enable-config

interface FastEthernet1.0
  ip address 192.168.0.2/24

device FastEthernet1
  port 3 mirror-port 4 both
  exit

 

フレッツフォンのパケットをキャプチャ

最新版のWireSharkをダウンロードして、PCへインストールします。

パケットをキャプチャしたい機器をSW-HUBのポート3、WireSharkをインストールしたPCをポート4へ接続します。ポート1、またはポート2を使用して、既存のローカルネットワークに接続します。

今回は、フレッツフォンVP2000の電源投入時のHTTPパケットをキャプチャしてみます。
フレッツフォンでは、電源投入時にひかり電話ルーターのSIPサーバと通信を行い、ユーザID,内線番号,パスワードなどの情報をフレッツフォンに自動的にセットします。
従いまして、通常のSIP電話機のような細かな設定を、マニュアル操作で行う必要はありません。(マニュアル設定は、仕様上出来ないようになっています)

フレッツフォンVP2000から、ひかり電話ルータ(SIPサーバ)へ、情報がPOSTされています。

VP2000 01 300x285 IX2005でミラーリング機能を使う

ひかり電話ルーター(SIPサーバ)から、フレッツフォンへSIP設定等の情報が返されます。
このやり取りで、SIPサーバへフレッツフォンが自動的に登録され、ひかり電話として使用可能となります。

VP2000 02 300x285 IX2005でミラーリング機能を使う

フレッツフォンで117へ通話時のSIPパケットを示します。

VP2000 032 300x300 IX2005でミラーリング機能を使う

 

以上で、「NEC IX2005でミラーリング機能を使う」を終了します。

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