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ハードウェアRAIDを採用する理由

 LinuxでRAIDアレイを実装する方法には、以下の3種類の方法があります。
各方式には、それぞれ特徴があり、状況に応じて使い分けすることが可能です。

  • ソフトウェアRAID
  • ハードウェアにアシストされたソフトウェアRAID(Fake RAID / Host RAID)
  • ハードウェアRAID

当サイトでは、多少コストアップしますが、「できるだけ簡単に運用できること」を最優先させて、ハードウェアRAIDを採用しています。
本当は、Fake RAIDを選択したかったのですが、残念ながら、MicroServerではLinux用のソフトウェア(ドライバ & 管理ソフトウェア)が未提供なので、採用できませんでした。
Fake RAIDは、使い勝手はハードウェアRAID並みで、コストはソフトウェアRAID並みなので、コストパフォーマンス的には最高なのですが、Linuxでは使用できず残念です。

HP ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの比較資料1

Adaptec ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの比較資料2

 

ハードウェアRAIDとソフトウェアRAIDの比較

機能 純粋な
ソフトウァRAID
ハードウェアにアシスト
されたソフトウェアRAID
(Fake RAID)
RAIDコントローラを搭載
したハードウェアRAID
実装例 すべてのRAID機能を、ソフトウェアで処理する。 チップセットにRAID機能の一部を搭載しており、ソフトウェアでRAIDを実現
MicroServerでは、サウスブリッジ(SB820M)にRAID機能が含まれている
RAID BIOSは標準搭載している
RAIDコントローラ + メモリを搭載したRAIDカードを使用する
Adaptec社の “ASR 2405″ /  “ASR 6505″などのカードがこのタイプ
ドライバ/アプリケーション CentOSでは、”mdadm”アプリケーションを使用する Linuxではドライバが未提供なので使用できない
Windows版ドライバは有り
CentOSでは、”aacraid”ドライバを使用する
管理用アプリケーション 無し(linux) Linux版は無し
Windows版は有り
Adaptec社:Adaptec Storage Manager
Linuxでの使用可否 使用可能 Linuxではドライバが提供されないので使用できない カードを追加するでけで使用できる
(標準でドライバが組込まれている)
コスト 安い 安い 高い
運用 難しい 簡単 簡単
RAIDアレイのセットアップ コマンドレベル 初期設定はRAID BIOSから行えるが、Linuxでは使用できない 初期設定はRAID BIOSから行える
日々の運用 自分で良否を把握する必要がある
不具合発生時はメールで連絡される
Linuxでは使用できない 運用はAdaptec Storage Managerで管理
不具合発生時はメールで連絡される
トラブル時の対応(再構築など) RAIDアレイが壊れた場合
は自分で再構築を実行する必要がある
Linuxでは使用できない 自動的に再構築が実行される
(何もしなくても勝手に復旧する)

 

以上で、「ハードウェアRAIDを採用する理由」を終了します。

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